留学してみて気が付いた「日本のここが素晴らしい!」

暮らし
ちびすけ
ちびすけ

異国で初めての一人暮らしを始めてから、日本での暮らしが如何に快適だったか思い知る場面が多々ありました…

ビクターくん
ビクターくん

日本にいたときは当たり前すぎて、なかなか気が付かなかったよね

ちびすけ
ちびすけ

今回は、私がこの1か月間で思った日本&日本での暮らしの素晴らしさを綴ります!

軽量・小型・高性能!日本製品の圧倒的素晴らしさ

これは言わずもがなですが、ウィーンで暮らし始めてから改めて実感しました。

「日本製品」と書きましたが、“日本で作られているもの”だけでなく、“日本人が発想して商品化したもの”も含んでいます。

私が特に「あ~日本だったらもっと良いモノ売ってるのにな…」と思ったのが、折り畳み傘水筒文房具の3つです。

折り畳み傘

まず折り畳み傘についてですが、日本ではとにかく軽量・小型が追求されていますよね。
持っていることを忘れてしまうくらい軽くて、カバンに入れて持ち歩いても全く苦にならない商品を、ロフトや東急ハンズといったバラエティーストアなどでよく見かけました。

ところがウィーンでは、日本で売られているような軽量・小型の折り畳み傘を見かけたことがありません

プチプラ・ファッションブランドのエスプリ(ESPRIT)で、「お、これはちょっと軽めか…?」と感じた傘が売られているのを唯一見かけましたが、他のお店で売られている傘はどれも重いし大きい

日々如何にカバンを軽くするかに重きを置いて生きている私には、「こんなんカバンに入れたら肩こっちゃうよ!」と突っ込みたくなるような製品ばかりです。

そもそもウィーンの人(というか多分ほとんどの欧米人)は、あまり傘を差しません。
小雨はもちろん、結構な降り具合のときでも、傘を差している人が日本と比べて非常に少ないです。

私は濡れるのが嫌なので、小雨でも傘を差したくなってしまうのですが、雨が降る度に
「傘差したい…でも現地人感を醸すには差さないべきか…?いやでもどうせアジア人で異端なのは明らかなんだから差しちゃうか…?」
と一人で葛藤しています笑

水筒

水筒に関しても、折り畳み傘と同様のことが言えます。

日本には軽量小型かつ保温など機能性にも優れた商品が売られていますが、こちらで売られている水筒は重くて大きくて使いにくいと感じるものばかり!

まあ水筒に関しては、個人的に保温機能などは求めていなかったので、IKEAで購入した、ただのプラスチックボトルで充分だったのですが笑

水筒に機能性軽さを求める方は、必ず日本から持っていくことをオススメします!!

文房具

そして文房具についてですが、日本の文房具が非常に高機能で優れていることは、海外でも知られているみたいです。
語学学校で、私がB5サイズのルーズリーフや日本から持ってきた筆記用具などを使っていたところ、同じクラスのフランス人の女の子に「日本の文房具はすごいことで有名だよね!」と言われました。

たしかにウィーンにあるお店の文房具コーナーを覗くと、日本の文房具の素晴らしさが思い出されます。

例えば上述のルーズリーフ。
学生にとって欠かせない勉強のお供ですが、ウィーンで売られているルーズリーフはどれもサイズが大きくて紙質もあまり良くありません

海外で売られているノートがどれも大きいサイズで、ページ数が多いために重く、使いにくいものだということは知っていましたが、ウィーンも例外ではありませんでした。

後は蛍光ペンやシャーペンなどのペン類、持ち運び用のホチキスやハサミ、修正テープなどなども、日本で売られているものは機能性デザイン性が素晴らしいと感じます。

ペン立てになるペンケースや、線を引いている箇所が見えるように工夫されている蛍光ペン、フリクションなどは、もうノーベル賞級の発明ですよね!!
(フリクションはウィーンでも売られているのを後日見つけました!)

痒い所に手が届くというか、「こういうの欲しかった~」というような文房具が日本ではたくさん売られていたことに、今更ながら気が付きました。

あとはスケジュール帳や、そのデコレーション用のシールやマスキングテープ、付箋なども、機能性と可愛さ・オシャレさを兼ね備えたものが日本には多いですよね!

早く日本に帰って、便利でかわいい文房具を買いに行きたいです…。

毎日洗濯できることの有難さ

これはウィーンに限らずとも、洗濯機が自宅に無いところであればどこでも言えることだと思いますが、毎日洗濯できることの有難さを日々切実に感じています。

私は学生寮のような、アパートのようなところに住んでいるのですが、洗濯機が建物全体に4台しかありません。
110程の部屋があり、1人部屋だけでなく4人部屋・2人部屋もあるので、かなりの数の人が住んでいるのに、たった4台。

乾燥機も4台しかありません。

さらに、洗濯は1時間もあれば終わるのに対し、乾燥機は1回3~4時間くらいかかるんです…。
洗濯できても乾燥機が空いておらず、数時間濡れたまま放置、なんてこともあります。

干す道具も場所もそんなに無いので、洗濯したもの全てを部屋干しする訳にもいきません…。
それに、なぜか寮のルールで部屋干しが禁止されているんです(部屋の湿気を防ぐためでしょうか…?)。

また、乾燥機に入れっぱなしにして長時間放置すると、痺れを切らした他の住人に、勝手に洗濯物を取り出されてしまう危険性もあります。

男性も多いので、こうした事態は絶対避けたい…となると、時間を気にしつつ少しはらはらしながら、乾燥が終わる時間を待たなければなりません。

タイミングを見計らって他の住人との競争を潜り抜け、3時間以上かけてその間ずっと時間を気にしつつ洗濯→乾燥というプロセスを完了させるのが、私にとっては結構大変なんです。

さらに、1回洗濯する毎に€2,50かかります。

なので、洗濯できるのは1週間にせいぜい1~2回

そこで今は、4~5日洗濯物を溜めて洗濯するようにしています。そして洗い物を減らすために、洋服は数日間同じものを着続けるようになりました。
毎日とっかえひっかえ違う服を着ていた日本での暮らしからすれば、考えられないようなオシャレ意識の欠落と衛生観念の変化です。

留学生仲間と度々こうした洗濯やファッション関連の話をするのですが、みんな同じことを言っていますね。
もうオシャレとか清潔さとか、色々と諦めました。

毎日洗濯して、綺麗な状態の服を身に纏えることが、いかに有難くて素晴らしいことだったか思い知りました…泣


以上、私がこの1か月間で気が付いた日本の素晴らしさ&日本での暮らしの有難さでした。

日本でどれほど恵まれた暮らしをしていたか、ウィーンで一人暮らしを始めてから痛感しました。
海外に飛び出してみなければ、気が付けなかっただろうと思います。

ウィーンへの愛着と共に、日本への愛も日々増している気がします笑

不満を書いてしまいましたが、ウィーンで1年間暮らせることの幸せを噛み締めつつ、頑張って生きていこうと思います!!

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