記念すべき第1回目の投稿!
今回は、留学を目標に据えてから、大学内の選考を通るまでのお話をします。
「留学のために、ちびすけはいつどんなことをやったのか」についてご紹介するよ~
あくまで一例ですが、ご参考までに♪
学内選考通過までの、ざっくりとした流れ
注意:ちびすけはちょっと特殊な例です
本題に入る前に、私は「留学生としては少数派のケースである」ことをご説明しておきます。
どういうことかというと、私は大学3年生の後期(正確には夏休み)から留学を開始しています。
大学在学中に留学する人の中で多いのは、大学2年生から3年生にかけて留学するパターンです。
大学院への進学を考えていない人の場合、これは自然な発想ですよね。
4年で大学を卒業して就職するためには、2年生の秋からプログラムをスタートし、インターンの選考など、就活に向けて動き始める3年生の夏頃に、帰国する必要があるからです。
そのため、大学3年の後期から1年間留学するパターンは、あまり一般的ではありません。
私の通う大学には、私と同じように3年生から留学する人も一定数いますが、それほど多くはないです。
なので、これからお話する内容は、2年生からの留学を考えている方には参考にならない部分が多いかもしれません…。
ですが、私は留学に向けて大学1年次から少しずつ動いていました。
ですので、2年生からの留学を考えている方は、これからご紹介する留学までの流れを、ぎゅぎゅっと縮めてイメージしていただければと思います。
加えて、特殊なケースであるもう1つの理由として、「コロナの影響にかなり振り回された」ということが挙げられます。
その点も踏まえて読んでいただければ幸いです。
学内選考を通過するまでの大まかな流れ
◎大学入学前の春休み
・ウィーンへの家族旅行⇒ウィーン留学を夢見る
◎大学1年次
通年
・第二外国語でドイツ語を履修
5月~9月
・大学の留学センター主催の各種イベントに参加
・留学先大学についての情報収集
・TOEIC&TOEFL iBTテスト受験
◎大学2年次
通年
・第二外国語でドイツ語を履修
9~10月
・出願準備
10月末
・大学内の選考に出願
12月
・選考結果発表⇒合格
私が学内選考を通過するまでの流れは、大体こんな感じです。もう少し詳しくお話していきます。
大学1年次にやったこと
第二外国語にドイツ語を選択
高校卒業後の春休みに、”受験お疲れ様記念”で両親がウィーンへ連れて行ってくれました。
この旅行がきっかけで、私は大学入学時には既に、「ウィーンに留学したい…!」と考えるようになっていました。
そのため、大学の第二外国語の選択も迷いはありませんでした。
世界的に話者数の多い中国語やスペイン語が人気なのに対し、ドイツ語はあんまり人気がなかったのですが…(笑)
しかも、週に2回のクラスではなく、さらにマイナーな週4回のクラスを選択しました。
なので、ドイツ語以外の授業やサークルの友達には「なんでドイツ語を選んだの?」とよく聞かれましたね(笑)
1年生の初めに第二外国語として選択した後、ドイツ語のクラスは3年の前期まで履修しました。
と、ここまでお話しておいて元も子もないことを言いますが、あんまりドイツ語力は伸びませんでした…(苦笑)
これは完全に勉強不足だった自分のせいなのですが(-_-;)
2年半ドイツ語を勉強したくせに、留学先での授業を英語で受けることからもおわかりいただけるかと思います…
なのであくまで私個人の意見ですが、英語圏以外の国への留学を考えている方は、必ずしもその国の言語を大学で勉強しておく必要はないかと思います。
もちろん、その国の公用語が話せるに越したことはないのですが。
英語を話せる人が多い国なら、公用語が話せなくても何とかなるんじゃないかな~と私は考えています。
もし、言語の壁を理由に留学先の候補を絞ってしまっている方がいれば、もっと柔軟に考えてもいいんじゃないかな、と思います。
留学センターのイベント参加・情報収集
5月頃~夏頃にかけて、大学内の留学センターが様々なイベントを開催していたので、積極的に参加するようにしていました。
イベントというのは、例えば留学説明会や、留学経験者との交流会・相談会などです。
留学までの大まかなスケジュールや、出願のためにやらなければならないことなどについて、情報を少しずつ集めていました。
また留学センターのWebサイトで、留学先候補の各大学について、前年度の出願条件や募集人数といった情報が公開されていたので、それらをチェックしていました。
このときに、行きたいと考えていたウィーン市内の大学の募集人数が、たった2人だけであることを知りました。不安になったので、この頃はまだ他の都市・国の大学も検討していましたね。
TOEIC&TOEFL iBT受験
情報を集める中で、ウィーンの大学への出願に必要な英語のテストの点数を確認していました。
もともと3年次からの留学を考えていたため、このときは翌年の出願に備えて「とりあえず現時点での英語力を測っておこう」というくらいな気持ちで受験しました。
結果、この時点で出願に必要なスコアは取ることができました。
そしてコロナの影響もあり、翌年にもう一度受験することができず、結局このときのスコアを使って出願することになりました。
今となっては、1年生のときに受験しておいて本当に良かったと思っています。
あのとき受けていなければ、出願条件を満たせず、ウィーン留学という夢を叶えられなかったでしょう。
何が起こるかわからないので、英語の試験に関しては「早めに受けて必要なスコアを取っておく」ことを全力でおすすめします。
大学2年次にやったこと
9~10月:大学内選考への出願準備
多くの大学と同様に私の大学でも、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年度の留学プログラムは全て中止になっていました。
パンデミック収束の兆しも見えず、翌年度の留学も絶望的なのではないかと思うようになっていました。なので夏頃には、留学を一度諦めてしまっていたのです。
ところが「もう留学は諦めて日本で勉強できることに打ち込もう」と自分に言い聞かせていた矢先の9月、留学センターのWebサイトを何気なく覗き、翌年度のプログラムへの志願者を募集していることを知りました。
募集を知ったときは、ものすっごく嬉しかったです。
「このチャンスを逃すまい!」と思い、すぐに両親に相談しました。
私がウィーンへの留学をずっと希望していたことを知っていた両親は、コロナ禍での不安や経済的な負担があるにも関わらず、快く応援してくれました。
そのおかげで、志望理由書の作成や英文成績証明書・TOEFL&TOEICのスコアシートの取得など、出願の準備を始めることができました。
10月末~11月初め頃:志願書提出
私の大学の例ですが、翌年の後期スタートの留学プログラムへの出願時期は、毎年10月末~11月初め頃に設定されています。
続けて個人的な例で申し訳ないのですが、私の大学では一括して、第1~10希望の大学に出願することができます。
そして、英語など語学の試験のスコアやGPA、志望理由書の内容などが総合的に評価され、選考されます。
私は経験しなかったのですが、場合によっては面接などもあるようです。
もし第1希望の大学の選考に落ちてしまったら第2希望に、それに落ちてしまったら第3希望に…というような流れで留学先が決まります。
なので、志望度の低いところになってしまう可能性はあるものの、出願した人は大抵どこかしらに留学できるようです。
なお決定した留学先は、たとえそれが志望度の低い大学であったとしても、辞退することはできないルールでした。
言われるまでもないかと思いますが、留学の選考に関しては大学ごとに全く方法が違うので、早めに調べてみてくださいね!
ちなみに私は複数の大学を検討してはみたものの、結局ウィーンの大学以外に行きたいところが見つからなかったので、第1希望のみで出願しました!
第1希望の大学に行けなかったら、留学そのものを諦めようと考えていました。
この潔さというか、捨て身の覚悟が逆に良かったのかな~とも思います。
志望理由書に、行きたい大学に絞った内容を具体的に書くことができたからです。
複数の大学に一括して出願する場合、どうしても志望理由が、どの大学にも当てはまるような抽象的な内容になってしまいますもんね。
12月:選考結果発表⇒合格
約1か月間、どきどきしながら結果を待ち続け、12月初め頃ついに発表されました。
結果は合格!念願のウィーン留学への切符を手にすることができました!!
合格のメールを受け取ったときは、本っ当に嬉しかったです!!
ここからいよいよ留学に向けて、いろいろな手続きや準備が始まりました。
長くなりましたが、以上が大学内の選考を通過するまでのお話です。
しかしながらこの後、再びコロナの感染拡大に翻弄され、留学を巡る状況は二転三転することになります。
そのお話はまた別の投稿でご紹介しますね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント