こんにちは~お久しぶりです!帰国後、結構忙しく過ごしていたので、ブログから離れてしまっていました(^^;
もともと更新頻度かなり低かったけどね!
今回は、帰国後3か月ちょっと経った今の私が、海外生活に対して思っていることをお話していきたいと思います。
気づけば11月に入り、カフェでアイスコーヒーではなくホットコーヒーを頼みたくなるような気温の日が増えてきました。日本の大学に復学し、卒業までのカウントダウンが始まった大学生活を楽しみつつ、胃をキリキリさせながら就職活動に勤しんでいるちびすけです。
就活を始めたことで、今後の人生や将来の働き方などについて、己と向き合って考える機会がぐっと増えました。その中で浮かんできた議題の一つに、「将来海外で働きたいかどうか」というものがあります。
結論から言うと、私はヨーロッパはじめ海外で将来働きたいとは思っていません。
日本に住んで日本で働き続けたい。海外は旅行でたま~に行ければ、それで充分。
というのが今の私の意見です。
ただし、これに関しては、というか人生と就職全般に関して悩みまくっていて、日単位でころころ意見が変わるので、明日には「海外で働きたい!」と真逆のことを言っているかもしれませんが…。
そこで自分用の備忘録も兼ねて、今現在の私がなぜ海外で生活したくないのか、生活面に着目して理由を書いていこうと思います。
理由① 食生活がしんどい
真っ先に頭に浮かぶ理由が、食生活の違いです。
「えっ!ウィーンにも美味しそうなものたくさんあるじゃない!というかあなた、インスタにもブログにも美味しそうなものたくさん載せてたじゃない!」
と思われた方がいらっしゃるかもしれません。
ええそうです。ウィーンには、美味しい料理やお酒にスイーツ、それらを食べられる素敵なレストランやフォトジェニックなカフェがたくさんあります。
でも、値段がかなりお高めなので、毎日外食するわけにはいきません。
「じゃあ自炊すればいいじゃ~ん!日本の食品を売ってるスーパーもあるんでしょ!」
と思われた方、ええおっしゃる通りです。正論です。でも私にはこれが辛かった…。
スーパーに行けば、野菜もお米も、醤油など和食に使える調味料も手に入ります。ですが、売られている単位が多すぎたり、肉や魚が高級だったりと、一人暮らしには量的にも金銭的にもしんどいことが多かったんです。
量り売りで売られている野菜は少量から購入出来ましたが、例えば大根やキャベツなどは、まるごと1本・1玉でしか売られておらず、買うのを諦めることもしばしば。
そして、肉と魚に関して。内陸のオーストリアで、魚が超高級品かつ種類も少ないのは承知していましたが、魚介類になかなかお目にかかれないのは、やっぱり辛かったです。
もともとお魚が大好き!というわけではありませんでした。でも、栄養バランスに気を使って、肉と魚を日替わりで交互に食卓に並べてくれる母のもとで育ったので、長期間全く魚が食べられなかったのは、結構身にこたえました。
留学期間の後半から魚介類の缶詰の存在に気が付き、魚を欲する体を少しでも満たそうと、ニシンやイワシの缶詰を買っていましたが、やっぱり物足りませんでした。
食べたいじゃないですか、新鮮なお刺身やお寿司に、脂の乗った秋刀魚などの旬のお魚。
私は鯖が大好きなので、夢に出てくるくらい鯖を恋しく思っていました。鯖缶でいいから食べたかったです。
そして意外だったのが、肉もかなりお高めだったこと。1パックの量が、日本で売られているものよりずっと多かったせいもあるかと思いますが、値段に気が引けてしまい購入をためらうこともしばしば。
まあ1パック買って冷凍保存しておけば、比較的長持ちしますし、少しずつ食べることもできたので、肉を買わなかったのは料理嫌いの怠慢な自分のせいですね。
付け加えると、薄切りのお肉がなかなか手に入らないことも、結構辛かったです…
うだうだ述べましたが、もう皆さんお気づきの通り、私あんまり料理が好きじゃないんです。
キッチンの狭さ・使いにくさを言い訳に料理から逃げていましたが、単に自炊したくなかっただけなんですよね。料理好きの日本人の友達はみんな、ちゃんとスーパーで和食に使えそうな材料を買って、お米を鍋で炊いて、日本の家庭料理を作って食べていました。えらい、えらすぎる。
なるべく料理したくない怠惰な私は、スーパーで出来合いのお惣菜を買い求めました。
でもウィーンのスーパーには、温かい美味しいお惣菜なんて、全く売られていませんでした。サンドイッチやパスタ、レンジでチンしてすぐに食べられる調理済みの食べ物などは売られていましたが、全部そんなに美味しくない。
日本では、スーパーやコンビニで、企業努力の結晶のような美味しいお惣菜がたくさん売られていますよね。一人で食べるのに丁度良い量の、美味しいお惣菜が簡単に手に入る日本。なんて素晴らしい国なのでしょう。
理由② お買い物の楽しみが無くなっちゃうのがしんどい
次に生活面で思い浮かぶ理由が、衣服や靴、アクセサリー、コスメなどのお買い物に関する問題です。
「ちびすけ」を名乗っていることからもお分かりの通り、私はかなり小柄です。身長は小学5年生の平均くらいで、足のサイズは21.5~22cm。だから海外にはなかなか無いんです、自分に合うサイズの服や靴が。
小柄な人が比較的多い日本でも、服や靴を買う際は、なかなか合うサイズのものを見つけられず苦労します。流行に乗りたくても、大きすぎて着られないものが多く、何度一人涙を流したことか。
サイズに加えて留学生活で困ったのが、好きなデザインのアイテムが全然ない、という問題。
私は、日本で売られている日本でデザインされた服が好きなんです。うまく言葉で説明できないので、具体的な例を挙げさせていただくと、インフルエンサーのちょこびさんや、きりまるちゃんみたいな服装が大好き。
海外で売られている服は、露出が多く派手なデザインのものばかり。自分の体型にも好みにも合わないものがほとんどでした。
ヘソ出せる体型と性格と感性だったら、海外ブランドのファッションも楽しめたのかも…
同様に、アクセサリーやコスメに関しても、自分の好みや肌色に合うものがウィーンにはほとんどありませんでした。
もともとアクセサリーやコスメを集めるのが好きで、日本ではアクセサリーのお店をのぞいたり、バイトの給料日に話題の韓国コスメやデパコスを購入したりすることを、趣味の一つにしています。
そうした楽しみがなくなってしまうのが、私には結構辛かったんです。
でも留学中は、旅行とか他のものにお金使ってたわけだから、お買い物できなくなるくらいでむしろ丁度よかったんじゃ…?
…それは否めない。
理由③ 湯船に浸かれないのがしんどい
そして、大したことないようで実はかなりしんどかったのが、湯船に浸かれない問題です。
海外では、シャワールームないしシャワー付きのバスタブが一般的。
浴槽とシャワーが別々に設置されている浴室は、日本以外では滅多にお目にかかれません。
ウィーンで暮らしていた部屋には、シャワールームしかありませんでした。これが私にはかなりしんどかったんです。
浴槽が無いことは、単に湯船に浸かれないということだけを意味するのではありません。
湯船に浸かりながら、その日一日を振り返ったり、嫌な記憶やストレスを汗と一緒に流したり、物思いにふけったり。あるいは、好きな動画やドラマの続きを見たり、トリートメントを付けたまま放置してヘアケアしたり、マッサージしたり。
そうやってお風呂でゆっくり過ごす時間が、私は三度のごはんと同じくらい大好きです。
浴槽が無いのは、心と体を綺麗にする時間が無くなってしまうということ。
留学中、特に寒く日照時間の短い真冬は、シャワーのみで充分に体を温められないこと、お風呂でリラックスできないことが心身にこたえ、体調を崩し病みました。お風呂、大事です。(心身の調子を崩した原因は、お風呂だけではありませんが…。)
多くの家庭にシャワーと浴槽完備のお風呂があり、銭湯や温泉に通う習慣のある日本。そのお風呂文化は、世界に誇れる素敵な文化の一つだと思います。
以上、将来海外では暮らしたくないと思う理由について、生活面からご紹介しました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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