
前回の記事ではウィーンの好きなところを5つご紹介しましたが、「ウィーンの全部が好き!」というわけでは全くありません。

憧れの街だったけど、色々と思うところはあるよね…

今回は、ウィーンの嫌いなところ・物申したいところを綴ります。
ウィーンに物申す!嫌いなところ3つ
①ペットより飼い主のしつけがなってない
ウィーンはペット同伴で入れる場所が多く、カフェやレストラン内、駅構内などでもよく犬を連れた人を見かけます。
こうしたワンちゃんたち、鳴いているのを聞いた記憶がほとんどない程、大抵どの子もおとなしく、よくしつけられています。
しかし私が物申したいのが、飼い主のマナーの悪さです。
街中を散歩させているときにペットが用を足しても、何も始末をしません。
日本ではペットが用を足した後に水をかけたり、便を袋に入れて持ち帰ったりと、後始末をする飼い主が多い(というかそれがマナーになっている)と思うのですが、ウィーンではそうしたことをきちんとしている人を、あまり見かけたことがありません。
‟させっぱなし“なんです。
おかげでウィーンの住宅街(特に治安の少し悪めのエリア)の路上には、至る所に犬のおトイレの痕跡が残っています。
(しばらく汚い話が続くので、お食事中の方はご遠慮ください。ごめんなさい。)
謎の液体が流れていたら、そしてその源が電柱や壁やポールの根元なら、93%くらいの確率で犬の排泄物です。
そして壁の落書きが多いような地域では、住宅地の中にある広場の芝生や、歩道を歩くとき、足元に注意する必要があります。
なぜなら犬の排泄物が転がっているから。
そしてさらに「93%」と上述しましたが、残りの7%の内訳はというと、4%がその他の何か液体、3%が人間です。
(本当に汚い話でごめんなさい。)
この3%に関しては、もちろん飼い主に限りません。夜少し人気のない道を歩くと「あ、え、人の場合もあるのか…」と気が付く機会があるはずです(そんな機会遭遇したくない)。
せっかく美しい街なのに、本当に勿体ないと感じています。
②歩きたばこが多い
スモーカーがとても多いです。
歩きながらスパスパしている人が多いので、ちょっと嫌だなあと感じることがよくあります。
横断歩道やトラム・バスの停留所などで喫煙者の風下に立ってしまうと、必然的に煙を浴びることになるので止めてほしいです。
街を歩いていても、よくタバコ屋さんを見かけます。
私の最寄り駅にもタバコ屋があるのですが、毎週金曜日の夕方には大行列しています。この光景を見かける度に、喫煙者の多さを実感します。
そして初めの頃驚いたのが、若い女の子の喫煙者も多いこと。
性差別だと言われそうですが、私と同年代orもしかしたら年下くらいの女の子が吸っているのを見ると、体は大丈夫なんだろうか…とおせっかいすぎる心配をしてしまいます。
まあ吸おうと吸うまいと、個人の自由なので別にいいのですが。
ただ、吸いたくない人の気持ちをもう少し考えてほしいです。
③ポイ捨てが多い
歩きたばこの多さから容易に想像がつくと思うのですが、タバコのポイ捨てが多いです。
あとはペットボトルなど、その他のごみのポイ捨ても多いですね。
マリアヒルファー通り(Mariahilfer Straße)などの大通りでは、ゴミが散乱している光景を見かけることが結構あります。
前回の記事で触れたように、ウィーンの街にはゴミ箱が至る所に設置されているにも関わらず、です。
せっかくの綺麗な街並みなのに、非常に勿体ないと感じます。
その辺にポイ捨てしている民よ、ちょっと足を運べばゴミ箱があるんだから、億劫がらずに捨てに行こうよ、お願いだから。
以上、ウィーンの嫌いなところでした!
ウィーンの人たちの反感を買いそうですが、やはり日本って素晴らしく綺麗で人々のマナー意識も高い良い国だなあ、と日々感じてしまいます(もちろん例外もたくさんありますが)。
不満を駄々漏らしたものの、ウィーンの街は大好きです!
でも、今回書いた内容に関しては別ですね。
次の記事では、ウィーンに来てから気が付いた日本or日本での暮らしの素晴らしさを書こうと思います。
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