階段なのに観光スポット⁈二重らせん階段へ
大聖堂を出た後は、Hofgasseを挟んですぐ向かい側の王宮跡にある「二重らせん階段(Doppelwendeltreppe)」に向かいました。
王宮庭園に迷い込む
すぐ向かい側にあるのに、私はここでも入口がよくわからず、王宮跡に隣接する王宮庭園(Burggarten Graz)に迷い込みました笑
でも偶然入った王宮庭園で、美しい光景を観ることができました。

紅葉と夕暮れの織り成す絵葉書のような光景を見ることができたので、迷ったのもラッキーでした♪
ようやく二重らせん階段へ
ほとんど失われてしまったグラーツの王宮で、唯一現存するのがこの階段。
ただの階段とどう違うのかというと、他では見られない特別な構造をしているんです。
名前の通り二重のらせん状になっていて、入口から数段上ると左右に分かれ、ぐるっと螺旋を描いて一つに合流し、また左右に分かれる…というのを繰り返す面白い造り(伝われ)。
でも、それ以外の点でただの階段であることに変わりはなく、一番上まで頑張って上ってみましたが、特に何もありませんでした笑

二重らせん階段の基本情報
住所:Burggasse 3, 8010 Graz
見学可能時間:毎日7:30~20:00
グラーツのシンボル・シュロスベルクに佇む時計塔へ
エレベーターorケーブルカーで昇れます
二重らせん階段を上り下りして上がった息を整えた後は、グラーツのシンボルである時計塔(Uhrturm)を目指しました。
時計塔はシュロスベルク(Schlossberg)という高台の上にあります。シュロスベルクの上まで昇る方法は、シュロスベルクリフト(Schlossberglift)というエレベーターか、シュロスベルクバーン(Schlossbergbahn)というケーブルカーのいずれかを利用するという2通りです。
ケーブルカーの乗り場よりもエレベーターの方が近かったので、今回私はシュロスベルクリフトを選択しました。
ケーブルカーはグラーツ市内交通の24時間乗車券が利用可能ですが、エレベーターは利用対象外なので、ご注意ください!
岩壁の中に入って券売機でチケットを購入し、洞窟の一番奥にあるガラス張りのかっこいいエレベーターに乗車。いざシュロスベルクの上へ向かいます。
時計台に到着!
グラーツの街を歩いている間、ほぼずっと見えていた時計台は、近付いてみるととても大きかったです。
文字盤の直径は5m以上。面白いのが、長針と短針の役割が普通の時計とは逆で、長針が時間を、短針が分を指しているところ。
グラーツのシンボルなだけあって、訪れた観光地の中では一番人が多かったです。
シュロスベルクの上からは、時計台と一緒に美しいグラーツの街を見下ろすことができました。

景色を楽しんだ後は再びエレベーターに乗って麓に下り、すぐ近くのムーアインゼルを目指しました。
私はエレベーターに乗りましたが、もう一つ麓へ下りる方法があります。
それはスライダー(Schlossbergrutsche)!!
子供たちや若者が、スリル満点のスライダーをキャーキャー楽しそうに滑っていました笑
私は一人でスライダーを滑る勇気がなかったのですが、もし時計台に行かれる方がいたら、ぜひスライダーに挑戦してみてください♪
スライダーの公式サイト(ドイツ語・英語)はこちらから
時計台の基本情報
住所:Am Schlossberg, Graz
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