
冬限定の楽しみと言えば…そう、スケート!

ウィーンではクリスマスマーケットが終わった後、市庁舎前広場にスケートリンクが出現するんだよ~

先日、友達に誘われてスケートに挑戦してきました!今回はその様子をご紹介していきます♪
冬限定!地元の人たちに大人気の市庁舎前スケート『Wiener Eistraum』
毎年冬になると、ウィーンの市庁舎前広場には大きなスケートリンクが現れます。
近年は、クリスマスマーケットと同時に一部のスケートリンクがオープンされていたらしいですが、今年はコロナの影響で、クリスマスマーケットが終わった後に設営されました。
『Wiener Eistraum(訳:ウィーン・アイスドリーム)』という名前の特設スケート場は、例年1月半ばから3月初めまで楽しむことができます。
今年の開催期間は1月19日~3月6日。
行こう行こうと思いつつ、テストやら旅行やらでなかなか時間が作れず、2月下旬にようやく行ってきました!
まずはチケットを購入
オンラインで事前購入
チケットは当日窓口で買うこともできますが、スムーズに入場するために、今回はオンラインで事前購入しました。
時間帯や日にちによってはかなり混雑するので、オンラインでの事前購入をオススメします!
入場料金は以下の通りです。
≪入場チケット(Eintrittskarte)≫ 大人 €7.65 子ども(15歳以下)€5.40
スケート靴や、荷物を預けるロッカーを借りる場合は、別途チケット購入が必要になります。
≪スケート靴のレンタル&ロッカー(Schlittschuhe & Schliessfach)≫ 23-34(ヨーロッパサイズ)のスケート靴 €4.50 35-52(ヨーロッパサイズ)のスケート靴 €7.20 ロッカー €2.70
スケート靴のサイズ問題
スケート靴レンタルのチケットを購入する際、私はちょっと悩みました。
私は身長に比例して足も小さめなので、日本で靴を買うときは大体21.5~22のサイズを選んでいます。

日本でも小さいサイズコーナーに行かないと、なかなか丁度良いサイズの靴が買えないので苦労します…(´;ω;`)
サイズ表記がもちろんヨーロッパ規格だったので、日本表記に換算するとどうなるんだろうと思ってネットで調べたところ、34が日本サイズの20~22、35が日本サイズの21~23と、メーカーや販売店等によってまちまちだったんです。
つまり私の足のサイズは、丁度レンタル料金の境目あたりだったのです。
上記の通り、おそらく子ども向けであろう34の靴を借りるか、35の靴を借りるかで値段が全然違うんですよね~(^^;
しばらく迷った末、オーストリア人の友達に「スケート靴はちょっと大きめくらいの方がいいよ~」というアドバイスをもらい、35以上の靴用のチケットを購入。
結果、35サイズの靴で問題ありませんでした!
当日35の靴をレンタルし履いてみたところ、初めは少し緩めかな~と思いましたが、金具をきつく締めたらぴったりサイズになりました。
なのでサイズの目安としては、35が日本サイズの22、36が日本サイズの23くらいな感じだと思います。
友達のアドバイス通り、スケート靴は金具の締め具合で結構サイズの調整が可能です。
また、もし履いてみてサイズが合わなければ、カウンターで交換してもらうこともできます。(私のように、サイズが丁度料金の境目の場合は例外ですが笑)
いざスケートリンクへ!
オンラインチケットとグリーンパス、身分証を握りしめて、いよいよ市庁舎前広場へ。
私は恥ずかしながら全く調べていなかったので、会場に近付いてみてびっくりしました!
スケートリンクは、小道や広いエリア、坂道、展望デッキetc.が組み合わされた凝った作り。
リンクの周りには、靴を履いたり休憩したりするためのベンチのあるエリアや、飲食店などが出ていて、スケート前後の時間も楽しめるようになっていました。

ただ丸か四角形の広いスケートリンクがあるだけだと思っていました笑
スケートリンクの広さは、なんと合計9,500㎡!
市庁舎の美しい建物の前で、たくさんの人がスケートを楽しむ様子に、思わずテンションが上がりました♪

ちなみにライトアップが綺麗なので、夜行くのもオススメです♪
いよいよスケートに挑戦!
ビビりながら氷上へ
スケート靴に履き替え、上着やカバンをロッカーに預けたら、いよいよ氷上へ。
実は私、スケートをするのは今回がほぼ初めてでした笑

ショッピングモールの特設リンクで1回だけ滑ったことはあるけれど、たしか小学校低学年くらいのときで、あんまり覚えていません(^^;
しかも私は超の付く運動音痴!!
小中高と、体育の授業では常に最下位争いをしていました。人並みにできたのは縄跳びとダンスくらい。

体育の授業が来る度におなか痛くなってたな~
「しっかり立てる安定した地面の上でも運動できないのに、つるつるの氷の上で動けるはずがない…」と思い、正直めちゃめちゃビビっていました笑
「1歩足を踏み出した瞬間すっ転ぶんじゃないか」と、恐る恐る氷の上へ出てみると、意外に転ばず!
まずは無事立てたことに安心しました笑
ウィーンの人はみんなスケートが上手!
立てたはいいものの、その後が問題でした。
スケートが上手な友達にコツを教えてもらっても、全然思うように滑れない…。
運動神経に難ありな人には共感してもらえると思うのですが、頭ではわかっているのに、体が思った通りに動いてくれないんですよね~(^^;
一方、毎年恒例のイベントなだけあって、ウィーンの人たちはみんなスケートがものすごく上手!
驚くべきマイ・スケートシューズ率の高さを見ても明らかですが、幼稚園くらいの子からおじいちゃん・おばあちゃんまでスイスイ滑っているんです。
初心者っぽい人ももちろんいましたが、圧倒的に少ない。
「え、なんで皆そんなに滑れるん?」と思いつつ、子どもたちに「なんだこいつ」という目で見られつつ、手すりにつかまって練習しました笑
一緒に行った友達2人がとても優しい人達だったので、一人でぎゃーぎゃー大騒ぎしながら亀の歩みのようなスピードでのろのろ滑る私に、根気強く付き合ってくれました。(感謝!)
途中2回思いっきり転んでお尻を強打し、数えきれないくらいコケそうになりましたが、優しい友達の助けもあって無事に楽しむことができました!!
3時間ほど練習するうちに、徐々にコツをつかみ、最後の方は手すりから手を放してちょっと滑れるようになりました。自分でも、初めと比べると確実に上達したのを実感できて嬉しかったです笑

ちなみに後日談
スケートを楽しんだ翌日、思っていた通り筋肉痛になりました。
でも予想外だったのが、脚よりも腕が痛くなったこと笑
「どんだけ全力で手すりにつかまってたんだよ!」と自分で突っ込みました。
そして、強打したお尻と腕の痛みは2日くらい引きずりました。

20代前半とは思えない体の衰えぶり…
Wiener Eistraumでウィーンの冬を満喫しよう
運動神経の無さで右に出る者はいないレベルの私でも楽しめたので、老若男女問わず絶対楽しめるイベントです!
冬にウィーンを訪れた際は、ぜひスケートに挑戦してみてくださいね♪
Wiener Eistraumの基本情報(2022年)
期間:2022年1月19日~3月6日
時間:毎日10時~22時
場所:Rathausplatz, 1010 Wien
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