こんにちは~!オーストリア名物のひとつ、アプフェルシュトゥルーデルをご存知でしょうか。
アップルパイのようなスイーツのことだよ~!
今回は、自称“にわかアプフェルシュトゥルーデルマニア”のちびすけが、美味しいアプフェルシュトゥルーデルを食べられるお店を3つご紹介します♪
その前に……アプフェルシュトゥルーデルって何?
アプフェルシュトゥルーデル(Apfelstrudel)は、オーストリアを代表するスイーツのひとつです。お隣のドイツでも食べられているんだとか。
下が透けて見えるほど薄く伸ばしたシュトゥルーデル生地に、たっぷりのリンゴを巻いて焼き上げたお菓子で、アップルパイのようなもの。(というか、私はアップルパイだと認識していたのですが、どうも完全に同じものというわけではないらしいです笑)
ウィーンでは定番スイーツのひとつで、ほとんどのカフェで見かけます。
お店によって、中身のリンゴの味付けが違ったり、バニラソースやアイスクリームなどのトッピングが違ったりと、それぞれの個性を楽しめるんですよ♪
今回は、ウィーンにあるたくさんのカフェを巡り、アプフェルシュトゥルーデルを食べてきたちびすけが、オススメを3つご紹介していきます。
ちびすけランキング堂々1位!カフェ・シュペール(Café Sperl)
“にわかアプフェルシュトゥルーデルマニア”を自称するちびすけが、太鼓判を押すのがこちら!
カフェ・シュペール(Café Sperl)のアプフェルシュトゥルーデルです。
私個人調査のランキングで堂々1位に輝いた理由は、パリパリの生地に巻かれたたっぷりのリンゴと、程よく効いたシナモン、そしてアクセントになっているクランブル。
シナモンで味が整えられたアプフェルシュトゥルーデルは、他のお店でもよくお目にかかるのですが、こちらのものはシナモンとリンゴの甘味のバランスが絶妙!
また、サクッとした食感のクランブルがたくさん入っていて、柔らかいリンゴとパリパリのシュトゥルーデル生地との、食感の違いを楽しめるんです。
カフェ・シュペールは、老舗カフェのひとつとして、ガイドブックにも載っている有名店。
ミュージアムクォーター近くでマリアヒルファー通りから南へ逸れ、坂を少し下ったところ、ちょうどナッシュマルクトまでの中間地点辺りにあります。
1880年創業で、芸術家や音楽家、政治家、軍人など、たくさんの著名人や有力者が通っていたんだとか。
内装は創業当時から変わっておらず、一歩店内に足を踏み入れると、19世紀にタイムスリップしたかのような気分を味わえます。
毎週日曜日の15時半~17時半には、店内でピアノの生演奏を聴くことができるんですよ♪
こんな方にオススメ!
・ウィーンに来るのは初めて
・ウィーンを代表する老舗カフェに行ってみたい
・歴史ある素敵な雰囲気の中で、王道のアプフェルシュトゥルーデルを味わってみたい
Café Sperlの基本情報
住所:Gumpendorfer Str. 11, 1060 Wien
営業時間:月~土 7:00~22:00
日 10:00~20:00
※営業時間などの情報は、変更される可能性があります。詳しくはお店のWebサイトをご確認ください。
ザッハトルテだけじゃない!カフェ・ザッハー(Café Sacher)
ザッハトルテ発祥の地として、言わずと知れたカフェ・ザッハー(Café Sacher)。おそらくウィーンで最も有名なカフェです。
ウィーンに訪れた観光客の多くが足を運ぶであろうこのお店で、大抵のお客さんが頼むメニューはもちろん、看板メニューのザッハトルテ。
でも、実はアプフェルシュトゥルーデルも、とっても美味しいんですよ♪
ザッハーのアプフェルシュトゥルーデルの特徴は、なんといってもそのボリューム!
運ばれてきた際にパッと見ただけでも、他のカフェのものと比べて大きい印象がありますが、お皿を持ち上げてみるとずっしり重いことがわかります。
気になるお味はというと、さすが格式高いカフェなだけあって、安定の美味しさ!
既に述べている通りかなりボリュームがあるので、少食な方は誰かとシェアすると良いかもしれません。
私は夕方にこれを一人で食べたので、その日は晩ごはんが必要なくなりました笑
ザッハーはオペラ座のすぐ隣にあるので、長時間オペラを鑑賞する前の、腹ごしらえにもオススメです。
こんな方にオススメ!
・ウィーンに来るのは複数回目
・定番以外のメニューを試してみたい
・ボリューム重視!お腹いっぱい食べたい!
Café Sacherの基本情報
住所:Philharmoniker Str. 4, 1010 Wien
営業時間:月~日 8:00~20:00
※営業時間などの情報は、変更される可能性があります。詳しくはお店のWebサイトをご確認ください。
変わり種ならここ!JOMA Restaurant
最後にご紹介するのは、アンカー時計のすぐ近くにあるレストラン、JOMAのアプフェルシュトゥルーデルです。
ちなみにアンカー時計(Ankeruhr)ってこんなもの
1912年~1914年に制作されたからくり時計。アンカー保険会社の建物に時計が作られたことから、この名で呼ばれているそうです。シュテファン大聖堂から徒歩4分程の場所にあります。ガイドブックに載っている有名な時計で、からくりを見に訪れる観光客も多いです。
なのですが……、ディズニーランドにあるイッツアスモールワールドのようなからくりをイメージして、この時計を見に行くと、ちょっとがっかりしてしまうかも……。見に行かれる際は、古い時計であることを念頭において、期待値を上げすぎないことを推奨します(※ちびすけの個人的な意見です)。
なお、からくりが動くのは正午のみです。他の時間に行っても、毎時音が鳴るだけで、人形が動いたり、音楽が鳴ったりはしないのでご注意を!
さてさて、余談が長くなってしまいましたが、JOMAのアプフェルシュトゥルーデルをご紹介していきます。
オーダーしてから待つことしばし。パイ生地にリンゴが巻かれた、あの形状のアプフェルシュトゥルーデルを想像していた私の前に運ばれてきたのは、予想と全く違うものでした。
それがこちら!
薄いピザのようなカリッとした生地の上に、リンゴとナッツ、レーズンがトッピングされ、その上からカラメルソースがかけられています。ご紹介した上2つのアプフェルシュトゥルーデルとは、カタチが全く違いますよね。
JOMAで食べられるのは、こんな変わり種アプフェルシュトゥルーデルなんです。
フランス・アルザス地方の郷土料理であるタルトフランベの、アプフェルシュトゥルーデルバージョン、という説明が一番しっくりくるかもしれません。
オーストリア伝統のアプフェルシュトゥルーデルとは全く異なりますが、侮ることなかれ。一口食べて驚くこと間違いなしの美味しさです。
別皿で付いてくるバニラアイスを乗せて頂くと、これがまた絶品!ピザ風アプフェルシュトゥルーデルは温かい状態で運ばれてくるので、冷たいアイスが程良く溶けて、その絶妙な食感の違いと温度差を楽しめるんですよ♡
サイズは大きいですが、生地が薄くて見た目ほどボリュームは多くありません。少食な方でも、誰かと2人でシェアすれば、ぺろっと1枚余裕で食べられると思いますよ♪
JOMAはスイーツだけでなく、食事メニューも充実していて美味しいので、食後のデザートに注文するのもオススメです。
こんな方にオススメ!
・変わり種を試してみたい
・観光客はなかなか知らないような、ちょっとマイナーなお店に行ってみたい
・アンカー時計の正午のからくりを見るついでに、近くで小腹を満たしたい
JOMA Restaurantの基本情報
住所:Hoher Markt 10, 1010 Wien
営業時間:月~土 8:00~24:00
(日曜定休)
※営業時間などの情報は、変更される可能性があります。詳しくはお店のWebサイトをご確認ください。
以上、美味しいアプフェルシュトゥルーデルを食べられるウィーン市内のお店3選でした!
ウィーンに訪れた際はぜひ、お気に入りのアプフェルシュトゥルーデルを見つけてみてくださいね♪
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